みゆきとかねなり

レオパ3匹、ニシアフ1匹、極々たまにミドリガメの日記です^ ^メダカは気が向いた時だけ稚魚を取って、お裾分けしちゃったり♪

ソバージュネコメガエルの脱皮不全??

二世がうちに来るまで知らなかった。と言うか考えてもいなかった。

カエルも脱皮をするんだ!!

と言っても、レオパみたいに分っかりやすく白濁していって、脱いでる途中も丸わかりの明らかな皮を脱ぐ感じではないです。

剥けた皮を自分で食べるところは同じなんだけど、その皮の薄いこと!脱ぎ始めてから完了までが早いこと!!!

初めて見たときは、やたら口をパクパクしててどうしちゃったんだろう!?ってビックリしたけど、脱皮だったんだね。

脱皮タイミングの二世。いつもより艶がないです。体表がマットな感じ。

で、脱ぎ終わったのがこちら。 ツルツルしてる。

ゆで卵の殻を取ったとき、卵の表面に薄皮が残ることあるじゃないですか?で、その薄皮剥くとツルツルになるっていう。ちょうどあんな感じ。

脱皮の皮自体もゆで卵の薄皮のイメージとピッタリ!レオパの皮とはやはり違います^ ^

この時の二世、右腕のところに皮の残りがあります(脱皮不全?)

いきなりエイトが手出しをするのも自信が無かったので、朝発見したけどひとまず放置。

その日の夜の姿がこれ。 バッチリ残ったままですね(^^;;しかもカッサカサに乾いてる。

ただ、よくよく見ると、皮が剥けずに残っているというよりは、ブレスレットの様に輪っかになって腕がはまってる様子。

繊細な両生類の脱皮に手出しをしてもいいのか、でもこのままにしておいて鬱血とかしたら……と色々と考え、結果的にちょっとお手伝いしたら、スポッと抜けました(´∀`*)良かった。。。

ただ、後で詳しい人に聞いたら、もし皮が残っていてもお手伝いはNGだそうです🙅‍♀️

レオパにありがちな温浴は、体表やお尻から直接水分を吸収し、急な温度変化に弱いカエルにとってはもってのほか!

剥がれきってない皮を無理に引っ張ると、本来残すべき新しい体表の皮も一緒になって剥けちゃう場合があるとか。こわっっ!!

今回は剥がれきってないというより、ただ残留物が絡んじゃってた、という状況だったので問題無かった訳ですが。。。

多少皮が残ってても、次の脱皮で一緒に取れるのでひとまず放っておきましょう!

で、元はと言えば、皮残りを起こさせてしまう飼育環境(或いは、カエルをその様な体調にしてしまう飼育方法)を見直しましょう!

エイトの場合、乾燥しすぎだったかなぁ、という気がしています。

二世(ソバージュネコメガエル)は「グランチャコ」という、南米の非常に熱く乾燥した半砂漠の地域、この地域の林の中に生息しています。(※決して砂漠に生息している訳ではありません)

なので、カエルにしては比較的乾燥に強い生態です。

ただここで勘違いしてはいけないのが、他のカエルに比較したら、の話であって、乾燥大好き!水なんてNo Thank you!な訳ではないということです。

日本のカエルと言えば水場に住んでて、雨の日大好き❤なイメージありますよね(o^^o)

多くのカエル(というか両生類全般?)は皮膚や鱗がなく身体に水分を保持しておく力が弱いです。なので飼育をする上では湿度が超重要!!

一方、ソバネコはグランチャコの厳しい環境の中でも生きることが可能な様に生態を進化させてきました。

水分の蒸発を防ぐために体表にワックスを塗ったり、排出水分少なめの固形の糞や尿酸をするようになったり(°▽°)

そんなこともあり、他のカエルに比較すると乾燥には強めです。

けど、乾燥が理想ではないので、ツリーフロッグ(樹上性のカエル)なのにも関わらず、日中は土の中に潜ってじっと耐えています。

今回脱皮不全を起こさせてしまい、エイトの飼育環境はベターではないことが分かったのでケージの紹介はしませんが、決して乾燥ばかりを目指したレイアウトにならない様にご注意くださいね^ ^

『私たちよりも、もっともっと注意が必要なのよ』

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