みゆきとかねなり

レオパ3匹、ニシアフ1匹、極々たまにミドリガメの日記です^ ^メダカは気が向いた時だけ稚魚を取って、お裾分けしちゃったり♪

再びの病院

先週土曜、ギドラちゃん2回目の病院に行ってきました!

前回と同じ病院ではなく、セカンドオピニオンとしてもともと第一希望だった御茶ノ水のレプタイルクリニックに。

前回の病院からしたら失礼な話かもしれませんが、お腹が張っている原因として明確な診断結果がもえらずモヤっとしてたのと、やはり爬虫類界隈で明らかな実績が取り糺されてる先生に診てほしいっていうエイトの我儘から病院変えました。

ギドラの命に関わることかもしれないから、そこは心のモヤモヤ無視できないし、妥協できません。

ギドちゃんポンポコリンなの

結果として、お腹の張りはやはり「卵胞の発達」でした!

もうね、流石としか言いようがありません。

あまりに有名すぎるレプタイルクリニック。真新しい建屋に大きな待合室、いくつもの診察室という光景を想像していました。

実際は逆で、待合室はとても狭く小さな丸椅子が4つ置いてあってギリギリくらいのスペース。

診察室は一つ。

先生は1人だけなのかな?

とにかく爬虫類を専門に、無数の現場経験を積んできた、本当に爬虫類が好きで、困っている飼い主や爬虫類を救うために本気で仕事しまくってきたことがビシバシ伝わってくる先生でした。

約2週間という短期間での通院だったけど、再び病院に行くという決断をして良かった。

先生に診て頂けて良かった。

心からそう思います。

ここからは、診察の内容のまとめを。

↓ ↓ ↓

初診ということで、まずはギドラの飼育環境をしっかりヒアリングしていただきました。

予約時に写真を撮ってくるよう指示いただいていたので、エイトはギドのケージ内だけでなく、同じラックにどの様なレイアウトで何を飼っているのかも含め、A4用紙にプリントアウトして提出&説明しました。

飼育環境としては問題なし^ ^

で、エイトから気になっている症状を先生に説明。

ギドラを見せるや否や、先生はヒョイッとギドを持ち上げスピーディーに保定。

お腹見た瞬間、「卵胞が発達してるね」

エイトも見せてもらいました。

そしたらね、ハッキリ分かりました!卵胞の部分はピンク色をしていて、脂肪の部分は白色。明らかに違う(>3<)

ただこれ、透明のプラケに入れて下から覗き込むだけでは見えません。

お腹の診断をしやすい体勢で保定して初めて色の違いがハッキリ見えました。

前回の病院ではこんなのなかった( ;∀;)むしろ、ギドがバタついてよく見えないって言われた。。。

ギド自体は元気だし、お腹の見た目から明らかに卵胞の発達だけど、万が一他に異常部位があったら嫌だからレントゲンも撮るねってテキパキと診断を続ける先生。

10分くらい待ってレントゲン写真完成。

背中側からの撮影でしたが、この写真でもやはり大きな卵胞と脂肪を説明していただき、エイトでも見分けがつきました。

ということで、現状では問題ありませんでした(≧∀≦)

で、ここからは卵胞の説明をしていただきました。 (エイトが解釈した概要になります。学術的には異なる部分もあると思うのでご了承ください。論文目線ではなく、ペットを少し突っ込んで理解する、くらいの目線で参考にしていただければ^ ^)

卵胞っていうのは、単純に言うと卵子の入れ物ですね。

未発達の状態の卵胞&卵子が、徐々に成長して、適切なタイミングで卵胞から卵子が出てきます。それが排卵です。

卵子ってのは、排卵して初めて受精可能な状態になりますが、野生化では過酷な環境で生きているレオパ 。

いつオスと出会えるか分かりません。

オスに出会ってから卵胞を発達させ始めたんじゃ遅いんです!

だから、繁殖シーズンになるとオスがいようといまいと、まずは卵胞を発達させて、いつオスと出会ってもすぐに排卵が可能なよう、身体が準備をするんだそう。

ギドラが今まさにこの状態で、決して不自然なことではありません。

そこから結局オスには出会えなかった〜となると、排卵されずに卵胞は身体に吸収されたり、稀に無精卵として産卵されたりします。

ではでは、その繁殖シーズンっていつまで続くの?って言うと、先生の経験上、日本で飼育されてるレオパ 達は殆どが7月までみたい。

2月から卵胞発達した子も7月には落ち着くし、5月からの子も7月まで。期間じゃなくて、7月までっていう傾向の方が強みたいです。

なので、ギドラもあと2〜3週間もすればお腹落ち着くんじゃないの?っていう診断です。

この間に注意しなきゃいけないのが、卵胞の破裂と無精卵が詰まってしまうこと。

何かのきっかけで、お腹の中で卵胞が弾けたもんならそれこそ危険なので、ハンドリングは避け、ケージ内で過ごさせます。

それから、いきむような仕草を見せてるのに何も出てこない場合は卵詰まりを疑う。

いずれにしても、そうゆう不調が起こると本当にあっという間に尻尾が細くなるらしく、様子を見てる場合じゃないので、その場合はすぐに病院!

レオパ の身体の仕組みも含めてギドラの今の状況を解説いただき、とても腑に落ちたので本当に安心しました。

7月という目安もいただけたことで、いつまで様子見でよさそうなのかもイメージでき、落ち着いて日々を過ごせそうです。

ギドちゃん、すごく気の強い女の子で、女同士の美幸さんのこともガブッ!としちゃうし、男の子のかねなり君に対してもシャーッ!!!!ってしちゃうんです(^^;

来年ペアリングしたいなと思いながらも、この気の強さじゃ実現しないかもという不安が大きかったんですが、卵胞発達の見た目を知ったエイトなら行ける気がする!!

ギドちゃんのタイミングでペアリングして、上手く行く気しかしない!!

レプタイルクリニックに行って安心して、すでに来期が楽しみすぎるエイトなのでした^ ^

ま!毎年卵胞発達するとは限らないらしいんですけどね!笑

Dr.二世 こわっっっ(≧∇≦)

にほんブログ村 その他ペットブログ レオパへ
にほんブログ村