こここ、骨折!!?
☆大切な備忘録☆7月29日(月)夜にジボイの身に起こったこと
いつもと同じようにご飯をあげた
いつもと同じようにケージから出してフォース氏の手のひらで待機してもらった
いつもと同じようにエイトはケージのお掃除をした
いつもと同じようにジボイをケージに戻した
いつもと同じようにジボイのケージをステンレスラックに戻した
いつもと違う向きにジボイの足が曲がっていた!
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ジボイの右足、膝から下があり得ない方向に曲がって、力なくブランブランになってました。指なんかも当然動いていませんでした。
一瞬頭が真っ白になって、「え????」「?????」「え?え?」「何で?何 で!?」状態。「ジボイが骨折しちゃった!!!!!」
それにしても理由が全く分かりませんでした。
ケージ内に引っ掛けて怪我をするような場所もないし、ハンドリング中に落下させた訳でもない。
分からない。どうしよう。。こんな小さな身体に怪我をさせてしまった。。。
既に23時近く。ダメ元で爬虫類専門の病院に電話をするもやはり繋がらず。
都内にはいくつか24時間対応の動物病院がありますが、ジボイは爬虫類でしかも10gちょっとの小さなベビーということで、どこでも良いから診てくれるところ!という気にはなりませんでした。
幸い、怪我をしている当のレオパは痛がる様子もなく元気に動き回っていたので、当日夜は下手に動かず、翌日になってからしっかりと信頼のできる先生に診て頂こうと判断しました。
で、時系列で対応内容の概要を。
- まずはジボイを小さな容器に移した(動き回って悪化させることを防ぐため)
- 冷温庫にイン(温度変化を抑え、ジボイの体力温存のため)
- 一時間くらいして見てみたら、足が元に戻ってた。「!!?」
- 翌日(7/30)診察開始時間に病院にTEL。その日の18時半から診察いただけることに
- 予約時間に診察・・・
といった感じです。その日のうちに見た目はいつものジボイの足に戻ったのですが、力なくブラブラしてたのは間違いないので、診察は受けることにしました。
診察を受けた病院というのが、前回ギドラもお世話になった御茶ノ水のレプタイルクリニックです。
爬虫類診察の需要が高く、日々とても忙しいはずなのに、こちらの意を汲んで予約当日に受診時間を下さり、先生には本当に感謝しかないです(´;Д;`)もう、一生ついていきます!!!
エイトはどうしても外せない出張だったため、病院にはフォース氏が連れて行きました。
結論として、ジボイは【骨折】ではなく【脱臼】でした。
レントゲン等撮っていただき、診て頂いた結果の概要は以下です。
骨折なし
膝関節が外れやすい
治療はしない。成長とともに外れなくなる場合もあるが現時点では不明
飼育環境のせいではない
カルシウム不足ではない
ということで、脱臼しやすい子だそうです。診てもらっている間にも一旦外れて、元に戻ったりしたとのこと。
きっと今回エイトが気が付く前から、度々起こっていたのではないかと思います。実際ジボイ自身は痛がっていなかったし、慌ててもいなくて、いつも通りの可愛い顔してヒョコヒョコ動いてましたから。
稀にこうゆう個体はいるそうです。
今後また外れることがあっても、ひとまずは慌てずに、自然と戻るのを見守る形になります。足がブラブラのジボイを見守るなんてできるかなぁ、自信ないなぁ(´ー`)
成長とともに改善してくれるといいなとは思いますが、ただ、まぁ、これもジボイの個性として気を付けながら付き合っていこうとは思います。
それからもう1点確認しました。最初、カルシウム不足による骨の軟化で骨折させてしまったかと思ったのでその点を。
我が家では活フタコに、ほぼ毎回カルシウム剤をまぶしてあげています。にも関わらず、何故カルシウム不足を疑ったか。
いろんな途中の工程をすっ飛ばして端的に言うと、カルシウムを吸収するにはビタミンDが必要です。
ビタミンDは日光に当たることで生き物の身体の中で生成されるのですが、レオパの様な夜行性生物は積極的に日光浴をすることなんてありません。
そこで、粉末サプリメントとしてカルシウムの他にビタミンDも添加する必要がでてきます。
エイトも大人レオパsにはたまーにビタミン剤を添加してたのですが、ベビーsにはまだ一度も添加したことがありませんでした。
しかも、直近までジボイは冷温庫内で過ごしてもらっていて、日光はおろか、部屋のLED電球の光すら十分には届かない環境でした。
しまった!と思いました。今までビタミン剤添加にそこまでシビアにならなくてもトラブルが起こらなかったのは、レオパsがみんな大人だったのと、少なくとも日中は日の光が入ってきてたからだ!と思いました。
対してジボイは、一番の成長期だし、日光なんか全然届いてない!!
この点が心配だったのですが、レントゲン撮影をした結果、特にカルシウム不足と思われる所見はなかったようで一安心です。
活餌をあげていれば、基本的にはビタミン不足にはならないようで、紫外線もわざわざライトをつけるほどの必要はないとのことでした。
今回、だいぶ慌しい対応が必要になりましたが、脱臼という事例があることや、そうゆう特性の子もいるんだという貴重な情報を知る機会となりました。
また、我が家のレオパs飼育スタイルは、現時点では間違いないんだということも確認できて、安心にも繋がりました。
また一つ経験値が上がりました\(^o^)/エイト、これからももっともっと成長していきます!!!!
★☆異変を感じたらまずは病院へ☆★
同様の症状が発生してこの記事に辿り着いて下さった皆様へ。
最後までお読みいただきありがとうございます^ ^私が書き残した記事がどなたかのお役に立てていたら大変光栄です。
ただ一点、あくまでも素人飼育者の我が家での事例に過ぎない、という点をご理解くださいm( )m
大切なレオパちゃんに少しでも異変を感じたら、まずは診察を(^^)/