みゆきとかねなり

レオパ3匹、ニシアフ1匹、極々たまにミドリガメの日記です^ ^メダカは気が向いた時だけ稚魚を取って、お裾分けしちゃったり♪

プロジェクトL(No.19)〜今期の振り返りと来期の計画〜

今期、美幸さんが頑張って生んでくれた卵は全部で7つ。

  1. ムニが誕生
  2. ×(ムニクラッチメイト) 卵の破れが見られるも出てこず。ほぼ完成したベビーがヨークサックを抱えた状態であった。
  3. ジボイが誕生
  4. ×(ジボイクラッチメイト) ジボイハッチと同タイミングで卵表面に湿り気が見えるも、それ以降変化はなく徐々にカビて凹んだ。中身確認せず。
  5. × 孵卵開始から45日目頃から4.と同じ状態。中身を確認。成長途中(完成まではまだまだ)のベビーであった。
  6. 吾輩が誕生
  7. みゃーちゃんが誕生

結果的に4匹の可愛いベビーに恵まれました(≧∀≦) 本当に嬉しくて、ハッチしている小さな小さなレオパを見るたびに幸せになりました^^

ただ、本音を言うなら、7つ全部ハッチしてほしかった。もっともっと大切なベビーに会いたかった。

いっぱいご飯を食べて、大きなお腹になって、それでも必死でご飯を食べて、産卵床の中で苦しそうに過ごして、一生懸命産んだ卵を大切そうに水苔で必死に隠して…

そんな美幸さんを見ていて、その美幸さんから卵を遠ざけて預かっていたからこそ、有精卵は全て孵化させてあげたかった! 生き物です。エイトの孵卵管理が仮に完璧だったとしても、100%の卵がハッチする訳ではないと思います。

それでも今期のブリードを通して、改善すべきところ、工夫すべきところが沢山見えたので、忘れる前に来季に向けてまとめておきたいと思います。

まず来季、実施したいテーマは次の3つ!

  1. 抱卵前栄養強化
  2. 空間湿度確保
  3. 最適孵卵床の比較検討

まず【1.抱卵前栄養強化】について。

エイトは今期、正直言うと美幸さんの「産卵後」にばかり気を遣ってしまっていました。

目に見えてお腹も尻尾もほっそりしてしまうので、いっぱい食べて早く戻ってね~ってコオロギやワームを潤沢に与えていました。けどジボイがハッチしたのに、もう一方の卵は成長途中、という状況を目の当たりにしてふと疑問に思いました。。。

「卵は酸素や水分を外から取り込んでいる。じゃあ、栄養は???」

中のベビーはSF世界の生き物ではないので、水と空気だけでは成長しません。当然栄養が必要です(栄養って具体的に何?っていう話は置 いといて…)。

その栄養はどこから来るのか?答えは簡単で、もともと卵の中に入っている栄養!

それが全てだと思いました。植物みたいに根っこが生えて外から吸収している訳ではありません。

同じ孵卵条件でも途中で成長が止まっちゃうということは、栄養不足も一因なのではないかと思いました。

来期はいかに栄養たっぷりの卵を産んでもらうか、ということで①コオロギは野菜&タンパクたっぷり飼料で拘りのガットローディング!②抱卵中にピンマを与える!を工夫ポイントにしてみようと思います。

次に【2.空間湿度確保】について。

これは「3.最適孵卵床の比較検討」にも繋がりますが、空間湿度マジで重要だなと。エイトは今期、湿度のことで2つの大きな失敗をしました。

一つは孵卵初期の湿度不足で卵を凹ませてしまったこと。

ハッチライトの使用方法としては「加水不要」なので、孵卵開始からしばらくは一切加水せず、ただただ卵を見守っていたんですね。

そしたら卵の裏側(エイトからは見えない側)がいつの間にやら凹んでました。気が付いたのは孵卵開始から1ヶ月くらい経ってから。実際いつから凹んでいたかは分かりません。

慌ててハッチライトに加水したら卵はぷっくり元に戻って、ハッチ直前までいったので、数日の凹みだったら十分救えるということも分かったけど、こんな危ない橋は二度と渡りたくない(>_<)

で、そこからはハッチライトが何だか信じられなくなってしまって、定期的に加水してたんですね。←二つめの失敗がここ。「加水」

本来、加水不要のハッチライトに加水をしてしまったエイト。

ムニのクラッチメイトである2つ目の卵が破れたのは加水が原因なのではないか…。実際どうなのかは分からないままですが、これ、本当に引っかかってて…。

もちろん、卵に直接水をかけたり、やりすぎと思うほどの加水はしていません。ただ、ベビーはまだヨークサックを吸収していない状態だったんです。

そんなタイミングで卵が破れたということは、単純にハッチには早すぎたってことだし、ベビー自らの「外に出よう!」という意思ではなく、不本意に破れてしまったのかと。。。だとすれば、その刺激は加水しか考えられない。。。

確認のしようはありませんが、もし本当に加水のせいだったら。゚(゚´Д`゚)゚。

それ以降は怖くてハッチライトへの加水はできなくなりました。もうね、堂々巡りです。

乾燥しすぎだったり加水しすぎだったり…孵卵床で湿度コントロールするのは極端に難しすぎる!

最後の吾輩&みゃーちゃんが上手くいった経験からも、孵卵床ではなくて冷温庫内の空間湿度確保を徹底しようと思います。

最後に【3.最適孵卵床の比較検討】について。

これ、要は卵にとって最適な湿度を維持できる床材って何!?って話です。

≪ハッチライト≫は正直、乾燥具合が見た目で分かりにくい。 容器を手に持ったり、ハッチライトを直接触ったりすればある程度分かりますが、冷温庫の外から覗いているだけではほぼ分かりません。

ただ、今期でエイトも僅かながらの経験を積んだし、孵化の実績もちゃんとあるので、来期も継続利用で。

もう一つ使ってみたいと考えているのが≪バーミキュライト エイトがtwitterとかで見ている限り、国内のブリーダーさんはこれを使用している人が多いなぁという印象で。

ハッチライトと比べると今後も継続的に入手できる可能性が高いという点が魅力。

ハッチライトでばかり経験を積んでいると、日本に入ってこなくなった時にえらいこっちゃなので、来季からバーミキュライトも学ぼうと思います。

最後に≪ハッチトレー≫(ていうのかな?名前が分からん)

これこれ↓こうゆうやつ。 この容器、2段構造になっていて、下の段に床材を入れ、上の段に卵を入れて孵卵に使用するようです。

ハッチライトへの加水で卵が破れてしまったのではないかと引っかかっているエイトにとっては、卵と床材が直接接触しないことが大きなポイントかと思います。

下段の床材に潤沢に加水をして高湿度をキープしつつも、卵は過度な吸水になることなく、ツヤツヤぷりぷり♪というところを目論んでます(笑)

卵にとって必要なのは床材ではなくあくまで湿度な訳で、究極、空間湿度さえ保てていれば、床材なくてもいいですからね!

長くなりましたが、今期初めて繁殖に取り組んだ結果と、来期に向けたまとめはこんな感じ☆彡

最後にメモφ(・

☆2020年のペア1「かねなり君:スーパージャイアンラプター」×「ユーヴェちゃん:ジャイアントブラッドトレンパーhetラプター

☆2020年のペア2「らせん君:W&Yマックスノーラプター」×「ギドラちゃん:マックスノーボールドストライプ」

☆2020年美幸さんは休息!

☆みんなクーリングはしない

にほんブログ村 その他ペットブログ レオパへ
にほんブログ村