みゆきとかねなり

レオパ3匹、ニシアフ1匹、極々たまにミドリガメの日記です^ ^メダカは気が向いた時だけ稚魚を取って、お裾分けしちゃったり♪

プロジェクトL(No.13)〜やり直すことができたなら〜

悔やみきれない・・・。

それに気付いたのは5月16日、ブログ用に第2クラッチ卵の経過比較写真を作ったとき。

↓これ

伝わりますか??どちらの卵とも明らかに小さくなってきてる……左の卵に至っては、3分の2くらいが暗くなってる。

それに気付く前の私は、中のベビーが育ってきて、光を通さなくなったからキャドリングすると暗く見えているんだ(≧∇≦)と幸せな勘違いをしてました。

通勤時の電車の中で比較写真を作って、ブログ記事に貼り……とやっている中で気付いた大きさの変化。何となく嫌な予感。

帰宅後、卵を確認しました。

プラカップの外側から見た限りだと綺麗な卵。

外側から見ているだけでは小さくなっている原因が全く分からい。

孵卵を始めてから一度も開けていなかったプラカップのフタをゆっくりと開け、卵の裏側を見ようと慎重に持ち上げ覗き込む…(レオパの卵は転がしてしまっては×)

ショックが大きくて写真は撮り忘れました。

卵の裏側が、完全にベッコリ凹んでいました。

黒く見えていたのはベビーではなく、卵の中身が乾燥し、光を拡散する媒体となるような物質が無いことと、殻と殻が重なり厚みが増していたから……

目の前の現実へのショックと、何故⁉︎どうして⁉︎という気持ちでプチパニック。

先輩方のブログ記事や様々な飼育本の情報から「卵が凹む=湿度不足」と理解していましたが、我が家の冷温庫の中は常に90%以上の湿度。

むしろ湿度過多をどうにかしたいと思っていたレベルで、不足なんてことは絶対にないと思ってた。

ところが、凹んでいない方(写真右)の卵を手で持ってみて分かったんです。

軽い。

クラッチ直後に手に取ったときよりも明らかに軽くて乾燥してる。

まるで軽石みたいでした。

そういえば、孵卵床のハッチライトも真っ白でサラサラしてる。

そう、カッラカラに乾燥してたんです。

ここで初めて私自身の大きなミスに気付き、言いようのない後悔の念が襲ってきました。

私が何を以って冷温庫内湿度90%以上と判断していたかというと、自主的に庫内に設置した温湿度計の表示からでした。

他の何を見るでもなく、その一つの表示だけ。

その温湿度計は今もこの表示です。

悔やみきれない大きな要因はここ。

卵が凹むということ自体はもちろん残念ですけど、生き物には100%うまくいくって保証はありません。

個体差があります。万全にしてても思ったようにいかないってことはもちろんあります。

自信を持って「やりきった!」と言える納得の管理の結果、凹んでしまったのであれば「残念」であったとしても「後悔」にはならなかったと思う。

今回は万全とは言えない……。

私は怠慢だった……という思いが一瞬にして心の中に広がりました。

私が大切にしている考え方。

【現場・現物・現実】【信じるな、疑うな、確かめろ!】

写真を見て信じるのではなく現場に行こう、人から聞いて疑うのではなく現物を確認しよう。

今までの成功や、失敗や、指導や、多くの経験から学び、ずっとずっと意識してきたはずなのに。

仕事では成果に繋げられるくらい徹底できてたことなのに。

どうして目の前にある卵そのもの(現物)ではなく、温湿度計の数字だけを見て安心しきってたのか………。

美幸さんが命懸けで産んでくれた卵を、私の怠慢のせいで凹ませてしまった。美幸さんには謝っても許されることじゃない。

この事が悔しくて、情けなくて、許せなくて、しばらくは気持ちの整理がつきませんでした。我が家初のレオパ ベビーを、本当に本当に楽しみにしていたので、それはそれは衝撃が大きかった。

凹んでいない方の卵(写真右)や、他のプラカップの卵ももちろん、同じ環境で保管してました。

写真を見る限りだと、クラッチ22日目には既に小さく暗くなり始めてるから、少なくとも10日以上は湿度不足の状態だった。もしかしたら全てがもう…………と考えると、怖くて怖くて。。。

↓第3クラッチの卵。これも9日目から18日目にかけて、縮んでいるようにも見えます。

それを言葉にしてしまうと、認めてしまうと、現実になりそうで、ブログには書けませんでした。。。

発覚から約2週間、今現在は卵の経過を見ていて、これはいけるんじゃないかと希望が出てきたのと、それを信じることができているので、自分への戒めと、ほんの少しでも誰かの参考になればと思ってブログに書きました。

凹んだ卵ですが、今はこうなってます。 凹みに気付いた時、まずはハッチライトに加水しました。

そしたら、膨らみは2〜3日で元に戻ったと思います。

丸で囲ったところ、白いカビが生えてしまってますね。薄っすらとしたカビは卵の生死とは相関ないそうです(薄っすらの程度が分からないけど)。

カビはここから殆ど広がっていないので、この卵、無事な気がします!!!

ただ、万が一のことを考えて、カビの全く生えていない、凹んでない方の卵(写真右)とは別のカップに移し替えました。

途中、私の怠慢で苦しい思いをさせちゃったけど、どうにか無事にハッチしてほしい(>_<)

で、肝心の温湿度計ですが、何故いつも高い湿度数値を示していたのか。

………………………分かりません。

完全に壊れてる訳ではないんです。

湿度過多が気になっていた私は、都度、冷温庫の扉を開けて換気をしてました。

その時はスーッと湿度の数値下がっていくし、冷温庫から取り出して、部屋の湿度を表示させると他の温湿度計と同じ値を示すし。

どうして冷温庫内に置いておくと、99%なんて振り切った数字になっちゃうんだろう???

計測するセンサー部分だけは局所的に本当に99%になってるのかな?何か私が見落としていることがあるのだろうか……ウーム。。。。

にほんブログ村 その他ペットブログ レオパへ
にほんブログ村